たまにはWW2へ

 ハーフライフのMODの一つ(カウンターストライクハーフライフのMOD)のDay of Deteatというゲームが、BattleField1942によく似ていて、どこか懐かしい気分だった。

最前線 そう遠くない昔、ヨーロッパのどこか

 絶え間無い銃声。硝煙で煙る崩壊した街並み。空を飛び交う爆撃機の編隊。辺りにはアドレナリンと血の匂いがたちこめて、大地は砲撃が着弾するたびビリビリと震えます。呼吸すれば、大気を通じて敵の殺気が感じ取れるかのようです。

 息が詰まるほどの異様な緊張のなか、顔をこわばらせた兵士達が前進の時を待っています。今あなたは、その中の一人です。与えられた命令はただ一言。「いかなる犠牲を払っても街を奪取せよ」

 今日もまた、この街を巡って激戦が始まろうとしています。両手に握った重いライフル、腰の手榴弾、そしてとなりの戦友たち。ここであなたが頼れるのは、たったそれだけ。
残念ながら敵は、戦争映画に登場するような都合の良い間抜けではありません。街を見下ろす尖塔の窓で、敵の狙撃兵が一撃必殺のライフルを手に、獲物を探しています。崩れた廃墟の影から覗く無骨な機関銃の銃身、一度火を吹けば、うかつな兵士達を粉々に引き裂いてしまうでしょう。ライフルとサブマシンガン武装した敵の歩兵達は、街のあらゆる通り、あらゆる部屋に潜んで、射撃開始の命令に備えています。

 余計なことは、今は忘れてしまいましょう。一瞬の躊躇の代償は何か、兵士なら誰でも知っています。曲がり角を曲がるたび、5m進むたび、銃声が鳴り響き、あなたは試され、戦術を誤った方が死ぬのです。

 今日の戦友達は、頼りになるでしょうか?
 今日の敵は、どれほど狡猾でしょうか?
 今日のあなたは、英雄になれるでしょうか?
 そして数十分の生死を賭けた死闘が終わったとき、あなたと戦友達が手にするのは、祝福された勝利でしょうか、それとも屈辱にまみれた敗北でしょうか?

 さあ、あなたの部隊の指揮官が、時計から顔を上げました。突撃の時間です。

「Prepare for assault!!」
 
 幸運を。そして、ようこそDay of Defeatの世界へ。

 第二次世界大戦の枢軸軍と連合軍との戦いを模したゲーム。
 カウンターストライクのような近代的なものも良いが、たまにはこういう古めかしいのもまた乙なもんです。
Go! Go! Go! Day of Defeat


 昨日、一緒に戦った戦友達とは、小部隊を組み目的を達成するべく行動した。
 橋を崩すというミッションであり、橋の後方には敵本部。つまり、そこまでダイナマイトを設置するべく特攻するのだ。
 敵の陣営は強大で、行く手を阻む機関銃、建物の小窓から確実にしとめるスナイパー達が待ち構えていた。
 ダイナマイトを持っていない者は、持っている者の目となり盾となる。一人、また一人と倒れ行く戦友達、悲しむ間すら与えられず、目的達成に全てを賭ける。そんな熱き戦い・・・